CROWN 78U™

USBCによるウレタンボールの新規定に応え、Brunswickが送り出す「CROWN 78U™」は、まさに“ウレタンの新境地”を切り拓く存在です。
硬度78デュロメーターのソリッドウレタンカバーストックを採用し、全国大会での使用を前提に設計されたこのモデルは、規制対応を超えた「競技性能」と「戦略性」を兼ね備えています。

コアには、名機CROWN VICTORYにも搭載されたTiered Hexagonコアを採用。
高めのRG（2.549）とミディアムディファレンシャル（0.046）の設計により、ウレタン特有の早期ロールを維持しながらも、バックエンドでの“読みやすい動き”とエネルギー伝達を実現します。
従来のウレタンでは失われがちだったダイナミクスを、Brunswickはコア設計で補完。
硬度78Dが持つ直進性と安定感に加え、Tiered Hexagonコアのフレアポテンシャルが、他社製78Dでは得られない“持続的な回転と強いピンアクション”を引き出します。

テスターからは「78度とは思えないキャッチ力」「リアクティブとウレタンの中間を担う理想的な安定性」と高評価。
レーン手前では滑らかに走り、ミッドレーンで確実にキャッチ、そしてバックエンドではアーク状の柔らかい入射を描きながらピンを弾き飛ばす。
その挙動は、72Dウレタンのような強すぎる摩擦反応とは異なり、オイルが薄く変化の激しいコンディションでこそ最大限の再現性を発揮します。

また、表面加工の調整により幅広い用途に対応。箱出し（#1000仕上げ）ではドライ～ミディアム、#500～#360へ仕上げればスポーツコンディションや中オイルにも対応可能です。
78Dという高硬度ながら、表面摩擦の均一性が高く、オイルゾーンでも急激なロスを起こさず安定した直進と緩やかな転がりを維持します。

ウレタンを知り尽くした競技者にとって、CROWN 78U™は単なる「規定対応ボール」ではありません。
それは、精密な制御性と規格限界のトラクションを融合した“戦略的ウレタン”。
「止まるべきところで止まり、曲がるべきところで曲がる」
トーナメント終盤や荒れたコンディションでの一打が、勝敗を分ける局面で真価を発揮します。

CROWN 78U™は、ウレタンの未来を形にしたBrunswickの回答。
規定対応のその先にある、新たなパフォーマンス基準を、あなたの手で確かめてください。