ボウリングを始めたばかりの方に分かりやすく解説した初心者向けの用語集です。引きやすい50音順に並べましたので、必要に応じてご利用ください。
言葉を知ってプレイするとリーグなどでの会話にも抵抗なく参加することができ、今まで以上にボウリングがお楽しみいただけます。

か行

  • ガイド

    スパットとファールラインの間にある10個の丸いドットをガイドといいます。このガイドは投球の際の照準ポイントのひとつで、スパット同様、ライン取りの目印に使います。別名テンアングルスドットともいいます。

  • カウント

    1投目で倒したピンの本数を言い、前フレームのスペアの得点に加えられます。なお、10本倒したときはストライクと言い、テンカウントと呼ばないのが一般的です。

  • ガター

    レーンの両側にある半円状の溝のこと、またはこの溝に落ちることを意味します。1投目ならスコアにGマークが付き、ファウルと同様に0点となります。 ちなみに、一度ガターに落ちたボールが跳ね返ってピンを倒したとしても、残念ながら得点にはなりません。

  • カバー

    2投目ですべてのピンを倒すことをいいます。スペアという名称が一般的です。

  • カバーストック

    ボール構造の一番外側の層、または表面の材質のことをいいます。ボールの動きを決める重要な部分のひとつです。

  • カバーボール

    スペアメイクするためのボールのことをいいます。カバーストックが極力曲がりを抑える材質でできており、コントロール重視の場面で使用します。 特に右投げの場合は10番ピン、左投げの場合は7番ピンを倒すときに威力を発揮します。 サンブリッジもこのカバーボールを多数取り揃えておりますので、よろしくお願いいたします。

  • 壁は世代によって、その捉え方が違ってきます。 ベテランのボウラーはオイルのある場所(オイルの壁)のことを指し、表現としては「オイルの壁に沿わせて投げる」「オイルの壁にぶつけて(クロス気味に)投げる」という言い方で使われます。 逆に最近のボウラーはオイルのない場所を「壁」に例えている方が多いようです。ただ、世代が違っても、壁をどう見つけるか?それをどう使うか?などがゲームメイクの鍵になるのは、昔も今も共通のようです。

  • カーブボール

    大きな弧を描きながら曲がるボールのことをいいます。フックボールよりコントロールが容易なのが特徴です。

  • キックバックス

    ピンの左右にある壁のことをいいます。上級者になるとこのキックバックスを利用して、スペアなどをとるケースもあります。

  • キャリーダウン

    オイルが塗られていないレーンの奥は、投球を重ねる度にボールに付着したオイルがレーンの奥へ伸びていき、オイルが奥へに運ばれて行く現象が起こります。 この状態をキャリーダウンといいます。キャリーダウンになるとボールに切れがなくなり、狙いよりアウトサイドへ外れるようになります。 立ち位置やラインを変えるなどキャリーダウンへの対応策を考えるのも、ボウリングの醍醐味のひとつと言えるでしょう。

  • キャリーライン

    右投げの場合、ポケットヒットして3番ピンが610番ピンをピンアクションで倒す動きのことをいいます。

  • 切れ・切れる

    ボールがオイルゾーンからドライゾーンに入る、云わいるフッキングポイントからの方向転換の鋭さのことをいいます。 一般的に走って切れるボールは人気があり、ハイパフォーマンスであると言われています。切れはレーン・ボール・投げ方で大きく変わるので、豊富な経験がものを言う軌道アクションのひとつです。

  • キングピン

    中央にある5番ピンのことを指します。名前の由来は他のピンに囲まれている唯一のピンだからと言われています。 ポケットに入ったのに、このキングピンが残ってしまうのは、スピードや回転が弱い可能性が高く、プレイヤー自身のコンディションの指標にもなります。

  • キーピン

    スペアをとる際、残りピンの中で一番手前にあるピンのことをいいます。このキーピンを倒さない限り、スペアはとれないので、スペアの時はこのピンを中心に投球を組み立てます。

  • クッション

    ピンデッキの後ろにあるゴム製のストッパーをこう呼びます。ボールやはじかれたピンの衝撃を吸収するクッションになっているため、この名称がつきました。

  • クランカー

    ボウラースタイルのひとつで、ドライゾーンに入ったボールをL字型に曲げられる人のことをいいます。また、回転力のある人をこう呼ぶこともあります。 ちなみに、クランカーとは対照的におとなしい曲がりのボウラーのことをストローカーと呼びます。

  • クリスマスツリー

    残った3本ピンで、クリスマスツリーの形になる2・7・10番ピンか3・7・10番ピンのことをいいます。

  • グリップ

    ボールの握り方(持ち方)のことをいいます。ホールのエッジに、フィンガーのどの部分がかかるかによって、呼び方が変わります。 (フルフィンガーグリップ、フィンガーグリップ、セミフィンガーグリップ、セミグリップ、モティファイトコンベンショナルグリップ、コンベンショナルグリップ)

  • クリーンゲーム

    ストライクとスペアだけのゲームのことをいいます。

  • クロスアレイ

    右投げの場合、アプローチの右端から、左側のピンを狙うことをいいます。7・10番のタップなど、端に残ったピンをスペアカバーするには、この投げ方が基本となります。

  • ケグラー

    ドイツ語でボウラーのことをいいます。

  • コア

    ボールの核となる中玉のことをいいます。その角度や形状によって、ボール軌道が変わってきます。 例えば、コア形状を球体にすると、回転はかけにくいけど、回転の止まりにくいボールに出来上がります。コアはボール性質を決める重要な部分のひとつです。

  • コアアクシスアングル

    ボールの回転軸に対するコアの角度のことをいいます。略称:CA。ボールの大きさには規定があるので、PAPとピンの間の距離で近似でき、ドリルの際、ボールのポテンシャルをどれだけ引き出すかを決める指標として利用されています。 コアアクシスアングルを45°にすると、そのボールの持っているフレアポテンシャルを最大限に引き出すことができます。

  • 硬度

    ボール表面の堅さのことをいいます。規定では72°90°の間と決められており、数値が低いほど柔らかく、高いほど堅いということを表しています。 具体的には、数値が低いほど曲がり、数値が高いほど走りやすいということですが、硬度よりも表面素材やコアなどで曲がりを出したり押さえたりするのが、最近の主流となっています。ちなみに、硬度チェックは公式大会では必須です。

  • 神戸本社

    サンブリッジの本社のことを神戸本社といいます。サンブリッジの代名詞ともなっている兵庫県は神戸で創業し、今もなお、ここを基点に日本全国で営業活動をしております。

  • コンベンショナルグリップ

    ボールの握り方のひとつで、中指と薬指の第2関節まで指穴に入れてボールを持つことをいいます。持ち易いが、回転を与えにくく、フックボールを投げるには不向き。 ハウスボールでは、このコンベンショナルグリップで持てるようになっています。ちなみに、マイボールでは一般的ではありません。

  • ゴーザルート

    1ゲームで3回以上のストライクを出すことをいいます。

  • ゴールデンボウル

    日本テレビ系で2002年4月20日から7月6日まで、土曜日の夜に1時間枠で放送された連続テレビドラマです。 タイトルになっているゴールデンボウルとは、舞台となるボウリング場の名前で、主演の金城武と黒木瞳がここで様々なドラマに出会います。 平均視聴率12.5%で、DVD化されています。公式サイトはこちらをクリック!

  • ゴールポスト

    7・10番ピンが残った状態のことをいいます。残った形がゴールポストに似ているため、この呼び名がつきました。